リレーメッセージ企画
新型コロナウイルスの影響により、外出の自粛やイベントの中止・延期など大変な状況が続き、各種音楽イベントも中止が相次いでいます。そこで、うつのみやジャズのまち委員会では、11名の企画委員によるリレーメッセージと、在宅でも楽しめる「おすすめジャズ」を紹介していきます。
- メッセージ
- ジャズって聞くと「敷居が高い」というイメージがつきまといます。何から聴いていいのかわからず、とんでもなく小難しい作品を聴いてしまったゆえに挫折という経験をされた方も数多いと思います。
ジャズ評論家の故中山康樹さんは「ブルーノートの作品」(ジャズのレコード会社名)あるいは「マイルス・デイヴィス」のCDを毎月2枚ずつ聴けば、ジャズ・ファンになれると言っていました。私もモダン・ジャズの入り口は「ブルーノート」です。まずはブルーノートの作品から聴いてみませんか?マイルスはもう少し後からでも大丈夫です。 - おすすめジャズ
- 『ソング・フォー・マイ・ファーザー』(ホレス・シルヴァー)
ホレス・シルヴァーは、有名な「ジャズ・メッセンジャーズ」のメンバーだったピアニストです。特に作曲能力に優れており、良い曲がたくさんあります。
中でもこのアルバムに収録されているタイトル曲のイントロは、のちにロックのスティーリー・ダンというグループが引用したことでも知られています。 何より私がモダン・ジャズに挫折しなかったのは、このアルバムのおかげです。
- メッセージ
- ジャズを愛する皆様こんにちは。
今年はコロナ禍で,コンサートやライブなど中止が続き寂しい限りですね。
でもちょっと楽しんだのは,映画「マイルス・デイヴィス クールの誕生」と「ジャズ喫茶ベイシー」に行けた事かな。
又,コロナが拡大してきて嫌ですネ。早く正常の生活に戻れるのを願います。 - おすすめジャズ
- さて,自宅でお酒でも飲みながらゆっくり聞くのに,アコースティックギターとベースの心地良いサウンド「笹島明夫&ロン・カーター」の「トゥー・フォー・ザ・ミューズ」はいかがでしょうか。
モダンジャズなら,チャーリー・パーカー&マイルスの「ヤードバード組曲」,うきうき異聞で,ディジー・ガレスピーの「マンテカ」など・・・。
皆様コロナに負けないで楽しんで下さいネ。
- メッセージ
- 街中には、いつものようにイルミネーションが点灯し年の瀬が近づいてきていると感じる季節です。でも、今年は何か違う・・!? 世界的に猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で、当たり前と思っていたことが制限され、イベントの中止や練習場所の使用自粛など等厳しい状況が続いています。
その中で、歴史ある「ミヤジャズイン2020」は、規模を縮小開催されましたが県内外のプロ・アマによる生演奏は、観客も巻き込んで今までのうっぷんを晴らすかのように心地よい響きを感じさせてくれた2日間ではなかったでしょうか?・・・・主催者及び関係者に感謝!!
これから寒くなり、家の中で過ごす時間も長くなります。そんな時は、好きな音楽を聴き心豊かに過ごすのも良いかも知れません。そこで、おすすめの曲を次に紹介します。 - おすすめジャズ
- @WOODY HERMAN(ウディ―ハーマン)、1930年代から1940年代にかけてビッグバンドのリーダとしてクラリネット、サックスを担当しウディ―ハーマン楽団を率いて活躍。スウィング・ジャズ基調のブルース曲を中心に演奏。代表曲として「Wood Choppers Ball」や「Blues on Parade」等があるがここで紹介するのは、「THUNDERING HERD」と呼ばれていた時期のアルバムから・・・・。
●CORAZON
まるで心臓の鼓動を思わせるような・・、厳かなイントロから徐々にヒートアップしていく展開で、ビッグバンドの醍醐味を感じさせるアレンジのジャズファンクバージョンです。- A 1985年アメリカで発売された歌で、アフリカの飢餓と貧困層を解消する目的で作られたキャンペーンソング。作詞・作曲はマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーが共作、プロデュースはクインシー・ジョーンズが担当と何とも豪華な顔ぶれ。YOU-TUBEなどでも閲覧可能。
●We Are The World
当時の世界のポップス界を代表するアーティストがハリウッドのスタジオに集結してレコーディングが行われた。スティービーワンダ、ダイアナロス、ビリージョエル、レイチャールズ等々総勢45人。この時期に聴くと元気が出ます。 - A 1985年アメリカで発売された歌で、アフリカの飢餓と貧困層を解消する目的で作られたキャンペーンソング。作詞・作曲はマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーが共作、プロデュースはクインシー・ジョーンズが担当と何とも豪華な顔ぶれ。YOU-TUBEなどでも閲覧可能。
- メッセージ
- 「コロナに負けない、オリオンジャズ」
今年令和2年、この夏に38回目を迎えるはずだった「オリオンジャズ」。新型コロナの影響もあり中止か?延期か?と、商店街理事会でも紆余曲折。38年続いたイベントをここで中止だけは避けようと、第1回目から開催に奔走してきた、当商店街の長谷川理事長と私の独断で、必ず年内に開催し来年に繋ぐことを決定した。
しかし、いつ開催できるのかまったく不確定の事態が続いた。期せずして「ミヤジャズイン」が10月30日と11月1日開催とのこと。通常であるとミヤジャズインは連日オリオンスクエアとオリオンイベントで開催されるのだが、今回イベント広場では10月31日は開催しないとの情報、即座にオリオンジャズの委員長である私の独断で、この日しかないと判断、として、オリオンジャズの開催決定を即断した。これでオリオンジャズは途切れることなく開催の運びとなった。 「コロナに負けない、オリオンジャズ+コロナに負けない宇都宮のジャズ」 - 番外編=オリオンジャズが産声を上げたその日「合言葉は、オリオンジャズ!」 PDF書類
- おすすめジャズ
- @Memphis Underground - Herbie Mann
Youtube→https://www.youtube.com/watch?v=NyiJ74IS0bU
学生時代にLPで聴き、感動したアルバム。 ハービー・マンはワールドミュージック、ボサノヴァ、ディスコミュージックのアルバムも多く出していますが、クロスオーバーなテイストのこのアルバムが大好きです。ミディアムテンポな曲ですがタメの利いた、うねるようなノリのいいこの曲は聴き応えがあります。また フルートという弱音楽器ですが、ハービー・マンはファンキーでポップなサウンドに挑戦したこのアルバム、話題になったこのサウンドぜひご堪能ください。
- AA Swingin' Christmas - Tony Bennett
Youtube→https://www.youtube.com/watch?v=XMcTQveNdnw&list=RD5GKYYvXAN9w
私のリレーメッセージの登板は11〜12月ですので、時期的に私が大好きなトニーベネットのクリスマスソングアルバムをお勧めします。
60年代に出たトニーのクリスマスアルバム。トニーと言えば絶唱型ですが、このアルバムではかたひじ張らずにリラックスしたムードを漂わせています。カウントベイシーオーケストラのゴージャスな編曲、豪華のひとことに尽きます。 それでは皆さん、シャンペン片手に「メリー・クリスマス!」
- AA Swingin' Christmas - Tony Bennett
- メッセージ
- 毎日、県内のコロナ感染者の報道があるたびに いつまで続くのかなぁ・・
と思うこの頃、ここ数か月生音は聞かず過ごしていました、最近は外出が少なく自宅で過ごす時間が多くなり、普段はCDが中心でしたが、先日久々にレコードを出し聞いてみました。
なんと レコードの音はやはり厚みみというかあたたかみがあるなぁと感じたしだいです。ベースの音が少しビビるかな?と感じスピーカーのサランネット開けてみたらなんとウーファー部分が少しボロボロ! いつか交換しなきゃ?
LPも今はかなり売ってしまったので在庫はかなり少なくなってしまったそんな中聞いたアルバムがおすすめの1枚にします。 - おすすめジャズ
- @フィル・ウッズ「ウォーム・ウッズ」
フィル・ウッズのアルバムの中で1番か2番になる位の名盤と言えるでしょう。
このアルバムのお勧めはA面1曲目「in your own sweet way」誰もが絶賛する美しいフレーズが聴きどころ2曲目バラードの名曲「イージーリビング」多くのジャズメンが好んで演奏する曲でフィル・ウッズの評価は非常に高い。
A2枚目はCDで渡辺貞夫「sweet deal」のアルバムの3曲目「early spring」おすすめのバラード曲です。
宇都宮講演では何回か演奏してくれました とてもきれいなバラード 是非 一聴!(ナべサダクラブからの推薦曲)
- メッセージ
- 洒落れた独創的な音の響きは、まさにジャズ音楽ではないか
と思う。フォービートのリズムとそれぞれの楽器が音で遊ぶ、大人の音楽がジャズでもある。
時には心地よさもあり、芸術的にも大きな変革をもたらす。
即興音楽として功績を得た、チャーリー・パーカー、キャノンボール・アダレイ、クリフォード・ブラウン、マイルス、コルトレーンなど数知れない。又、ジャンルに関係なく王様と呼ばれる、ルイ・アームストロングは別格である。
ともあれそんな中で、天才チェット・ベイカーの心に響くジャズそしてヴォーカルだ。マイルスより人気を得たというチェットの音を流してみたら納得出来るかもしれない。
ボサノバ、ラテンジャズ、ファンクジャズ、ビッグバンド様々なジャズ音楽が溢れる中、自分に当てはまるジャズが一番であり、リラックスできる、そして活力を与えてくれるものを探してみる。これがジャズを聴く愉しみでもある。 - おすすめジャズ
- おすすめジャズは上記の通り、勿論、チェットべイカーです。
- メッセージ
- 長い梅雨がようやく明けたと思ったらコロナ感染第2波が・・・・・
ウィルスの猛威、いつまで続くやら・・・ですが、ステイホームでゆったりとジャズトランペットに耳を傾けるのも良いです。 - おすすめジャズ
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A @天才ブラウニーの歌心。
Aクリフォード・ブラウン ウィズ ストリングス
・ メモリーズ オブ ユー
・ 煙が目にしみる
・ スターダスト etc
B 素晴らしいの一言です!
B @カウントべイシーのビッグバンドジャズ
Aジス タイム バイ ベイシー!
・ムーン リバー
・フライ ミー トゥ ザ ムーン
・アイ キァン ストップ ラビング ユー etc
B50年代から60年代にヒットした曲をクィンシー・ジョーンズのアレンジで。
カウントべイシーオーケストラが最高にスィングする一枚!
- メッセージ
- 例年ならば、宇都宮の街中は音楽イベント真っ盛りの時期。僕も宇都宮市民ジャズオーケストラで、毎月のようにオリスクで演奏していたはずなのに、今年は残念です。
改めて感じるのは、音楽のある楽しさ、昼は屋外イベントで、夜は宇都宮のジャズクラブで、気軽にいつでも生演奏に触れられるのが宇都宮です。
そんな街にできるだけ参加したいと、ジャズギターを習いイベントを企画し演奏に参加しと、満喫していました。
来年は通常に戻っていることでしょう。リニューアルしたオリオンスクエアで演奏できることを楽しみに、今年は我慢します。 - おすすめジャズ
- ギターはリズムを刻めば和音も鳴らせる、もちろんメロディを奏でてソロも弾ける楽器です。電気で音を増幅できるようになり、管楽器と同じくらい大きな音を出せるようになりました。その後ロックの花形楽器となると共に、軽音楽の人気はジャズからロックに移っていったように思います。
Greenという名のギタリストを二人紹介します。
●Freddie Green 1911〜1987おすすめアルバム1956年Mr.Rhythm
https://youtu.be/INYf-iDBEq4
カウントベーシー楽団のギタリスト。
唯一のリーダーアルバムMr.Rhythmでもリードをとることなく、ひたすらリズムを刻んでいます。4ビートのスウィングにリズムギターの重要性を教えてくれます。
●GRANT GREEN 1935〜1979おすすめアルバム1961年Grants First Stand
https://youtu.be/OdFYaK_nUCs
こちらは対照的にほぼ和音なし。ひたすらリードを弾きまくる。
61年のレコードデビューし最初の2年間で10枚のアルバムをリリース、当時の人気が伺えます。60年代はビ・バップ70年代はファンクと、途中で大きくスタイルを変えています。
- メッセージ
- 世界的に猛威を振るっている未知の新型コロナウイルス。
一般社会、経済にも大打撃を受けており、これまで当たり前のようにしていた生活習慣は一変。
市民達が楽しみにしていた恒例のイベントも軒並み中止となりました。
「ジャズの街・うつのみや」も生の音楽が姿を消してしまいました。
一部のミュージシャンの間ではユーチューブやリモート、ツイッターを使い思い思いのスタイルで演奏活動をしているのが見られます。
演奏する人も聴く人もだいぶストレスが溜まっていると思います。
6月に入り、やっと一部のジャズバーでピアノ演奏があるなど、徐々に戻りつつありますが、速く終息、早く生音が聴きたいという願いはいつになるのでしょう。
暫くは3密を守り、自分を清潔に保つ事で乗り越えましょう。 - おすすめジャズ
- @ ルイ・アームストロング。と、云えばWhat a Wonderful World(この素晴らしき世界)
トランペット、そして心に響くあのダミ声。
A もう一人。いや、もう一枚はアンフォゲッタブル。父ナットキングコールの歌に娘のナタリーコールがカバー、現在の録音技術を使って編集したデュエット曲。
- メッセージ
- 少し緩んだ(?)とは言えコロナはまだまだ続きそう。そして、日常生活も多少異なるものとなるでしょう。これまでよりガマンが必要かも、、、
そうした時は人としての心の成熟が要されます、、それには 文化がおおいに力になり、助けになると私は思います。
風花雪月・心、それらに 音、色、かたち があります、、
音楽を通してそれを求め、共に前に進みたいものです・・ネ。 - おすすめジャズ
- 人と話したい、そうした日が続いています。そんな時にはボーカルです、それも、ハートウオームなものがいい。古くは ナット・キング・コールやリー・ワイリー、そしてサリナ・ジョーンズを 又、ロバータ・フラッグなど、コンテンポラリーは肩が凝らなくて、、お奨め、、。
心のウエーブに乗せ、風のささやきを聞き、ラバーにはカムバックでなくユーアーマイサンシャシンと言い、サニーサイドを歩き、夜はフライミーでスターダスト、星への願いが、、、、
レイニーデイはクリアーデイに、そしてそして毎日が酒バラ、、、?、、
ワンダフル・ワールドを自分で、、、だね、、